平成14年9月

平成14年9月上旬

エンジンを降ろす作業にかかりました。
しばらくはボディと”さよなら”ってなわけです。
(ちなみに・・・1990cc/100psという今の時代では非力なエンジンです。)
いざエンジンを降ろしてびっくり!!
エンジンブロックのメクラ蓋は形は残しているもののドライバーでゴリゴリするだけで簡単に穴が・・・・・
メクラ蓋からブロックの中を覗いてみると、錆びとクーラントの蒸発しきった残りカスがびっしり付いてました。
もし、エンジンを掛けた時点でこれらの不具合を見逃していたら。。。



平成14年9月上旬

エンジンをバラしてみます。
とりあえず2番ピストンが怪しかったのでピストンを見ることに。
写真では判りませんが、2番ピストンのリングが固着しています。
ゆっくりと剥がしていったところ、綺麗に剥がれてくれました。
本来ならばリング交換なのですが、リングに弾力もあったのでとりあえず再利用(笑)



平成14年9月上旬

インターネットサイトで知り合った方からドイツの部品屋さんを教えて頂き、さっそくカタログを注文しました。(15ユーロ)
なんでも、展開図で部品を紹介しているらしく、マニュアルとしても使えそうです。届くのが楽しみ(^^)


平成14年9月中旬

カタログがまだ届かないので、エンジンは後回しにしてボディ全体の錆び落としを行いました。
仕事の片手間に作業するのでいつ完成するか解らないものを、そのままほったらかしにしていては
余計に腐食を大きくしてしまいますからね。
ライト周りや足廻りなど部品をすべて取り外し、スクレーパーで塗装の浮きを剥がした後、サンドペーパーで研磨しました。
そのあとにさび止め剤を塗ってとりあえず終了。
フロントフェンダーに一部凹みがあったので、フェンダーを外して鈑金後、ついでにパテだけ当てて組み付けておきました。



平成14年9月下旬

まだカタログは届きません。。
と、いうわけでエンジンルームの再塗装にかかることにしました。
まず、エンジンルーム内についている部品をすべて取り外します。さらにステッカー類も。
錆びが出ている所はディスクグラインダーとサンドペーパーを使って綺麗に磨き上げます。
下地処理が終了後、塗装にかかります。
この車の色は”シャモニー"という白に少しベージュが入ったような色です。